〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

今日は何して遊ぼうか?(ゆり)

台風が近づき、風が強く何となく不安に感じてしまいますね…
昨日も窓から外を見ながら「すげぇ~」と呟いていた子ども達です
そんな中、とある男の子が「先生!!大変!!」と慌てた様子で駆け寄ってきました

「どうしたの?」
「あのね!外で、嵐が起きてね!!部屋に”かっぱ”が入ってきたの!」
「え?河童??」
「違うよ!!葉っぱ!!河童が部屋に入ってきたらヤバいでしょ!」
あまりにも鋭いツッコミに近くに居た先生と一緒に爆笑してしまいました(笑)

さて、最近のゆり組では「先生○○やりたい」と声をかけてくれる子が多くなりました。
すぐに出来る物はその場でやらせてあげたりするのですが
準備が必要な物は、どうしても「また今度ね」となってしまいます…

そこで、カレンダーに園行事を入れてしまい
「何も書いていない所は、自分達でやりたい遊びを決めていいからね」と
先の活動予定を子ども達に決めて貰ってみる事に…!

事前に運動会の総練習がある事、敬老の日までにプレゼントを作る事を話して
そのうえで、朝のお話タイムで話し合ってみると
「海に行きたい!」「お散歩も良いよね」「かけっこ!」と
それぞれやりたい事を話し、どの日なら行けるかを皆で一生懸命考えていた子ども達
遊びも、もちろんなのですが
「運動会の総練習があるからさ、早めに練習を始めた方が良いんじゃない?」
「じゃあこの日から始めよう!」と決めてくれる姿も…!

その中で「椅子取りゲームがしたい!」と言った子が…
それを近くで男の子がじーっとカレンダーを見つめ
「今日はさ、お部屋で遊ぶ日になってるじゃん?だから、今日はお部屋で椅子取りゲームしたらどうかな?」と提案してくれました!
柔軟な考え方に思わず感動してしまい
改めて皆にも言ってみるよう促すと、皆も大賛成してくれました!
「お部屋はちょっと狭いよ」「図書室は?」
と場所も自分達で考えてくれたので、椅子を持って図書室に行き
用意やルールの確認もしっかり行い
何回も繰り返し椅子取りゲームを楽しみました♪

↑何回も繰り返しする内に疲れてしまう子も(笑)
そんな子は、椅子を減らす係になったり
椅子を丸く並べなおす係になったりしていました!

今までの椅子取りゲームでは、負けてしまうと泣いてしまう子や
わざと椅子に座らない子などが居たのですが…
「久しぶりにするけど、どうかなぁ~」と思いながら見守っていると
今まで泣いていた子が「あーあ!負けちゃった!」と笑いながら応援に回っていたり
逆に勝ち負けに全くこだわらなかった子が、負けた事が悔しくて少しだけ泣いてしまったり…
けれど、泣いた子に「もう一回やればいいよ!」と周りが提案してくれたりと
成長を感じる事が出来ました。

これからも、子ども達のやりたい活動を出来る限り実現できるよう
繰り返し、皆で話し合いながら決めていきたいと思います!

20200903 あきこ

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