どんなお仕事だろう…(もも)
もも組のお部屋のおもちゃの中に
吸盤のついたおもちゃがあります。
机や棚に貼って剥がすと”ペチペチっ”と音が出たり
剥がすときのちょっと突っ張ったりする感覚が
面白いようで”トントン”とつけては”ペチペチっ”っと剥がして
遊んでいます。
しかし、今日はちょっと応用して遊んでいたお友達が。
赤ちゃんをあやしながら
寝かしつけの最中でしょうか…
天井に半分貼ってみてぶらぶら~っと
ぶら下げて見て遊んでいました。
おなかの上で優しく抱きかかえてくれていました。
すると別のお友達も吸盤を棚から選び…
全部をまっすぐ机の上に引っ付けるのではなく
机の縁に巻くように半分折って
貼り付けようとしていました。
しばらくすると何かを思い出したようで
カットした縄跳びを持ってきて…
吸盤の裏の丸い形に合わせて押し付け始めました。
「何しているの?」と聞くと
「おしごと」と答え集中していたので
そっと見守ることに。
何かを書いている。と言うよりは
溶接をしているような…そんな仕草でした。
一つひとつゆっくり丁寧に、
そして一定時間押し付け…
「できた!」
上手くいったようで
保育者に嬉しそうに見せてくれました。
”どんな仕事をしていたのか”気になったので聞いてみると…
子:「あぶない おしごと」
子:「てが よごれる」
子:「じぃじが してる」
お仕事を見守るときのお約束として
言われているのでしょうか。
お家でのその姿がかっこよく見えていたのでしょう。
憧れの、僕もしてみたい!お仕事だったのでしょうね。
また、以前は「すごいバランスだね!〇〇君が作ったの!?」
など伝え写真を撮ろうとすると
恥ずかしそうにしていたお友達も
今では”できた”があると
「せんせい しゃしんとって~」と伝えてくれます。
自分を様々な方法で表現できる!
なんか先生喜んでる…?
あ、驚いてる!!
僕ってすごいの?嬉しいな…。
もっとやってみたら次はどんな反応してくれるかな…。
っと大人の反応も子ども達は楽しみの一つであると思います。
そしてこれからも自信をもって発信してくれるよう
私達の表現(表情や言葉)も豊かにならなければ…と思い
一緒に成長していきたいと思います。
20230112 なな