開店でーす!(風森 き)
今日はあいにくの天気。お部屋の中で過ごしました。
それぞれが好きな遊びをして過ごしていたのですが、2人のお友達が黙々とあるものを作っていました。
「お芋屋さんだよ!」と紫のビオブロックをきれいに並べ、お芋を表現。
よく見てみるとお芋の絵を描いたものも準備して「お芋屋さん」を作っていました。


お芋を作る係、お店を作る係に自分たちで役割分担をしながら「お芋屋さん」作り。
その様子を見ていたお友達が「お芋作る!」と色鉛筆と紙を準備してお芋作りスタート!

「お店には何が必要だろう?」と考え、メニューと看板を作ろう!ということになり、先生に「おいもやさんって書いて!」とお願いし、文字を書いてもらいお店の看板を作成。
「どこに貼ろうかな?」と看板を貼る場所はロッカーに決定!


ここでも役割分担!テープを渡して、紙を貼る!
このスムーズな流れに感心しました😊
看板もメニュー表も完成し、お芋もセッティング完了!いよいよ開店!


「焼き芋屋さんでーす!」「おいしいですよ!」とお客さんにアピール。
「やきいも♪やきいも♪おなかはグ~」とBGMも自分たちで(笑)
しかし「だーれも来てくれない・・・」「お店始まってるのに・・・」とお客さんがなかなか来てくれず・・・。
「まだ、お芋屋さんが始まったこと知らないんじゃない?」「お友達に教えてあげたら来てくれるんじゃない?」と声をかけると一段と大きな声で「お芋屋さんです!」「お芋おいしいですよ!」と宣伝していました(笑)


熱心なアピールの成果もあり、「お芋くださーい!」と次々にお客さんが!
お芋屋さんのお友達も満足そうでした😊


自分たちでテーブルと椅子を準備し、すぐに食べられるようにお店をアレンジ!
お客さんも楽しんでいましたよ。
今回は、遊びの中から「お芋屋さん」が始まっていきました。これも見立て遊びの一つですね!
自分たちが経験したこと、見たことを遊びの中に取り入れながら遊ぶ姿が見られ、面白かったです。
これからどう発展していくのか?
「お芋屋さん」だけではなくいろいろなお店にも興味がもてたらうれしいです。
本物のやきいもを作ってみても面白そうだなぁ。と子どもたちの遊びを見ながら考えていました(笑)
「何でお客さんが来ないんだろう?」「お店には何が必要なのだろう?」などと遊びの中で様々なことを考えながら遊んでいるんだなぁ。ということを改めて感じ、答えを教えるのではなくヒントを提示することで子どもたちも「自分で考えながら」遊びを深めていっているのですね!!
私たちも子どもたちの遊びから学ぶことの連続です!
20250626 なつき