手作りおもちゃの魅力(もも)
先日ペットボトルの中に枝や石などを入れて音を出して
遊んだ様子をお伝えしましたが
今日は一人一個マラカスを作ってみました。
先日と同様、園庭にあるものを事前に集めて
今日はコップの中に入れていきました。
みんなそれぞれ気になった
葉っぱや、枝、石、
それから、近所の方から頂い
たたくさんの、まつぼっくりやどんぐりも
マラカスの中に入れてみました。
最後に保育者にテープで止めてもらうと
”やったーーーーー!!”
と、思う存分マラカスを振って
音を出して遊んでいました。
一人ひとり違う自分だけのマラカスができました。
しばらく音を出して
マラカス遊びを楽しんでいたお友達でしたが…
床やテーブルに置いて
転がしてみたり、影に興味をもったり…と
自分たちで工夫して遊びを見つけていました。
中のまつぼっくりや枝など
コロコロと転がった様子が
よく見え、子ども達も観察していました。
今回はマラカスづくりでしたが
手作りのマラカスは
いろんなものに変換して遊んでいました。
子ども達の遊びを見てると
こんな風に中身の様子が見えて
コロコロと転がる様子を見るだけでも
子どもはたくさんのイメージを膨らませることが
できてくるのかな…と思いました。
遊びを限定しないことで子どもも、大人も
いろんな遊びを見つけていけるのだと感じました。
最後に、園庭へ出た時の子どもと私の不思議を一つ
紹介させてください。
園庭の遊具は朝露で濡れていました。
「濡れてるから今はすべり台できないよ」と伝えると
濡れてるのを確認しに来たお友達。
すると…
「ここは濡れてないよ!!」との声が。
鉄棒を見に行くと
ほんとに濡れていませんでした。
どうしてかな…
子ども達のそう感じたのか
隅々まで鉄棒を観察していました。
それから園庭にある様々な遊具を
濡れていないか点検して回る子どもたちで
「ここも濡れてる!!」「こっちもー!」
と、教えてくれました。
なんで、鉄棒だけ濡れてなかったのでしょう…
子どもの感じた不思議です。
濡れてるからできないよ、と伝えた時
子ども達が自ら確認したことで納得したのか、
不思議と、”しないでって言ったのにーー”と
思う場面がなかったです。
子ども達が自分たちで進んで見て、感じたからでしょうか…
それともやっぱり寒いから濡れるのは嫌だったのか…
これは、私の不思議でした。
20211223 なな