〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

なに作る?(ひまわり)

気温が下がり肌寒いと感じた日もあれば、半袖で過ごせるくらい暑い日もあって気温差が大きく
体調を崩す子どもさんも増えてきました。
体調管理をしっかりと行っていきたいですね!

ひまわり組の子どもたちは鼻水が出ているお友達が多いのですが、みんな元気いっぱいです!!
今日は、久しぶりに「レゴ」を遊びの中に取り入れてみました。

「レゴ」を準備すると、「これ、遊んでいいの?」と子どもたち。
どうやって遊ぶんだろう・・・と見守ることにしました。
すると「ねぇ!動物園作ろうよ!」とお友達に提案し、「いいよ!動物園作ろう!!」とみんなで「動物園作り」がスタート!

少しずつ立体的に!建物やドアなどが作られています。
お友達と1つのものを作っていたのですが、「こうしないで!」「これはダメ」などという声も聞かれず、お友達の考えを認めながら1人ひとりが黙々と自分の考えたものを作り「動物園」を作っていました✨

サルが木にぶら下がっていたりゾウの上に人が乗っていたり・・・とよく見てみると細かいところまで「動物園」が再現されています!!
イメージしたものを表現する。頭の中で考えたことを作り出す。お友達と協力し合い一つのものを完成させる楽しさを感じる。ことが出来るようになってきていて子どもたちの成長を感じました。

動物園完成!と友達と完成した喜びを共有していました。

長い時間、集中して遊びを楽しんでいた子どもたちです。

動物園作りの横では「お家」を作っていたお友達もいましたよ。

ドアを並べて、屋根をつけてお家を作っていたお友達。
出来上がったお家を見た男の子が「これ、○○ちゃんが全部ひとりで作ったの!?」「すごいね!!」とお友達の頑張りを認めて、声をかけていた姿が見られました。遊びの中で友達を認めることを育んでいるんですね!


最近では「貸して」「いいよ」のやりとりが自分たちで!言葉で!出来るようになっています!
今日も、お友達の使っていたおもちゃで遊びたくて「貸して」とお友達に伝える場面がいくつかありました。
おもちゃを使っていたお友達も「まだ遊びたいから嫌だ」と泣いて表現したり「ダメ」と伝えたりして自分の気持ちをアピール。「まだ遊びたい」だけど「友達が貸してって言っている」と自分の気持ちとお友達の気持ちの間で葛藤し、満足するまで遊んだ後に「使っていいよ」「これで遊んでいいよ」と自分からお友達におもちゃを渡していました。
以前は手が出てしまったり「おもちゃが欲しいの!」「貸してくれない」と保育者に訴えていた子どもたちも自分の気持ちをお友達に伝え、自分たちでおもちゃの貸し借りのやりとりがスムーズに出来るようになってきていると感じます✨

ひまわり組の子どもたちは「お友達を認める」「お友達の良さを発見する」ことが上手!
これは素敵なことですよね☺

今日の遊びを見守りながら
「自分の気持ちだけでは遊びは楽しくならない」
というある研修の言葉を思い出しました。
自分と相手の気持ちを考えて、お互いが納得しながら遊ぶことで遊びも楽しくなるんじゃないかなと思います。
遊びの中で、日々の生活の中でお友達の素敵なところをたくさん発見して、認め合いながら友達との関係を深めていけたらなぁと思いました。

20221014 なつき

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