〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

次はどんな音…(もも)

久しぶりに晴れたのでみんなで散歩に行きました。
今日はたくさんの音とをみんなで楽しんでみました。



まず一つ目。
”チュンチュン”と鳴き声が…

するとすぐに…子どもたちは
「チュンチュン!!」っと言って
どこにいるかを探し始めます。
見つけると”あそこ!!”と教えてくれました。
「チュンチュン」と言いながら
唇を尖らせるかわいい姿も見せてくれました。

しばらく歩いていくと…
トンネルがあります。
トンネルに入ると…音が変わります。
”ワ~ン”と響くような…
初めて中に入った時はトンネルの中での
私の声の変化に少し警戒していましたが
今日は
「お~い」「やっほ~」などと言いながら
音の違い、響きを感じて居ました。

また、中で足踏みをして音の響きを感じ
外でも同じように足踏みしてみると…音は響かなかったです。
響きを感じたかったのかしばらく足踏みをしていました。


”チョロチョロチョロ…”
水が流れる音が。
みんなで見に行ってみると
山からの水が流れて小さな小川になっているような場所がありました。
「風情があるね…」なんて会話もしながら
水の音や流れる様子を楽しみました。

”子どもたちはこの音をどう感じているのだろう…”
私が気になり質問してみました。
保:「どんな音がする?」
子:「チョロチョロ~」
そうだよね。
少し質問の仕方を変えて…
「この音は怖い?優しい?」
すると一人の男の子が
「やさしい」
と、答えてくれました。
ゆっくり穏やかに流れる水は怖いより優しいように
感じたようでした。


”ドバドバ…”
またまた水の音。
みんなでまた聞いてみました。
さっきと音も流れる様子も違います。

中に落ちているゴミに気づき
伝えてくれたお友達が。
ゴミがゴミ箱にないなんて
おかしいよね。

もうすぐ園舎が見えてくると
「こおりあるかな…」とお友達が。
「工事?」と私が聞き直すと
別のお友達が
「こ お り!」
あ、氷ね!!
子ども同士では通じ合っていたのですね。
「あるかな…」と一緒に見に行きました。

初めに伝えてくれたお友達に
側に合った枝で水の中を確認してもらいました。
「ない…」
残念そうでした。

”ブ~ン”
「あ!ひこうき!!」音ですぐ気づくお友達。
でも、空がひろ~くどこどこ…
「あっ!!」
飛行機を見つけみんなで”ばいば~い”

今日はいろんな音といろんなものが見れてよかったね。
また、音から感情や様子をイメージしながら
自分の感性を大切にし
自分と違う感性にも興味を持っていけるように
なってくれるといいな…と思いました。

今日の”優しい音”と言ったお友達
保育者が
人ではなく、音や雰囲気に対してイメージした質問を
感じ取ってくれて嬉しく思いました。

20230208 なな

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