小さなママやパパ(もも)
最近お世話遊びの空間を新たに設置してみました。
育児担当制を学ぶにつれ現在は遊びにも視点を置き、学んでいます。
お人形にも人格があると教しえていただき、
大切に扱えるよう
一人ひとりの寝る場所を用意したり
座る椅子を用意したり、
名前を付けたりしてみました。
乱暴にお人形を扱われている時
お人形に対して本当の子どものように
「ももちゃん、どうした痛かったね」
っと保育者が声をかけ心配したり
「くうちゃん、ねむくったの?」と言いながら
抱っこしたりしている姿を見て
”なにいってるの…” ”え、ももちゃん!?”っと
不思議そうな驚いたような表情をする子どもたちでしたが
愛着がわいてきたのか今ではすっかり
パパ、ママ、先生になってくれています。
ちゃんと椅子に座らせてご飯を食べさせてくれる
お友達です。
また、別のお友達もご飯をあげたいのですが…
ままごと用の人参が大きく…
でもスプーンは小さいため
なかなかすくえずにいました…。
なのですくいやすい、最近遊びでも使っていた
ポンポンをお皿に入れて渡してみました。
すると…
上手にすくってお人形の口元へ。
また、子どもの口元を見て見ると
”あ~ん”と口をあけていますね。
そして自分の口を”もぐもぐもぐ”と動かし
お人形へ食べ方を伝えていました。
更に…
”次は自分で持って食べてみて”
っと、お人形の手にご飯を持たせようとする
姿も見せてくれました。
ポンポンの色を見て
「みかん」っと伝えてくれるお友達もいました。
子どものイメージがどんどんふくらんでいるな~と感じました。
お人形を通して
他者を思いやる気持ちや理解すること
表現する力などが育んでいけたらと思います。
そのためにも私たち保育者はより充実したお世話遊びができるよう
環境を整えていきたいです。
20220701 なな