ぎゅーぎゅーあったか電車(もも)
久しぶりに踏み台や牛乳パックの積み木を並べて
バスごっこを楽しんでいたお友達。
初めは3人で。
先頭のお友達はノリノリで
「バスにのって揺られて~」
と歌いながら運転していました。
楽しそうな雰囲気につられどんどんお友達が
「のせて~」っとやってきました。
みんなで詰めてあげ隙間を開けて
「いいよ~」と声を掛けてくれていました。
でも、後ろのお友達は落ちちゃいそう…
「〇〇(名前)せまい…」
っと伝えてくれたので
「前に詰められる?」と声を掛けていると…
座っていた場所を立って譲ってくれたお友達が。
おかげで一番後ろのお友達はゆっくり座れるようになりました。
でも、立っていたお友達も座りたいよね…
「座らなくていいの?」と聞いてみると
様子をしばらく伺い…
次は一番後ろに座りなおしていました。
しばらく、場所の移動を繰り返したり
いろんなお友達と一緒に乗ったりしながら
みんなで楽しそうにバスごっこをし
遊んでいました。
以前はみんなができるだけ座れるようにと
座れないお友達がいると積み木等を追加し
座席を長く設置していましたが
今日は交代したり、詰めて入れる隙間を作ってくれたり
しながら遊んでいました。
もちろん保育者が「どうする?」とか
「いれてだって?」など仲立ちすることもありますが
こうしたら?など伝えることが少なくなってきたり
保育者の提案しようとしていないことを
自分たちで試していたりと
少しずつどうしたらみんなでできるか。
どうやったらいいか。
考えているのかな…と思いました。
今日の場面で”場所を交代する”
という選択肢は私にはなかったですし、
仮に私がそれを提案してしまっては
”ぼくは、わたしはここがいい” ”せまくなった…”
などとなっていたかもしれません。
自分たちで選択し行ったことは
保育者が介入するよりスムーズに進むことがあるのだと感じました。
おかげでたくさんの笑顔がバスごっこで見ることができましました。
また、今週は様々な発見もありました。
散歩先ではミカンが収穫されなくなっていたり
大きな氷を見つけたり…
これからもいろんな活動や遊びを通して
子ども達が様々なことに気づき楽しむと同じように
私達保育者も子ども達の変化や気づきに
気づいていきたいと思います。
20230202 なな