〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

鬼は外!(ゆり)

いよいよ明日は節分ですね
先週から、豆まきを楽しみにしているゆり組さん!
鬼のお面も完成し
「明日だよね!」「明日が節分だよね!!」と楽しみにしています

ところが、問題が一つ……
先日、とある文章が保育園に届きました
その内容は「誤飲の危険性について」
大豆やピーナッツなどの固くて小さい豆類をのどに詰まらせてしまう
事例が、増えてきているようで
5歳未満の子ども達には、固い豆類を出来る限り食べないように
という内容でした。
また、窒息だけでなく
小さい豆類は器官に入りやすく、肺炎や気管支炎などのリスクがあるそうです
その為、職員で話し合い
今年度は大豆を使用せずに豆まきをしよう!という事になりました

しかし、子ども達にとって「鬼はそとー!」と豆を投げるのが
節分の楽しみの一つです
そこで、今日は子ども達に
豆類を食べると危ないかもしれない事や
豆の代わりはどうするか?という事を尋ねてみました

すると皆、代わりになるものを作ろう!というアイデアが出たようで
それぞれのクラスで個性的な豆が沢山出来上がっていました(笑)

ゆり組では、ほとんどの子か鬼役に立候補してくれていた為
豆を投げるのはたった4人……
しかし、4人で色々とアイデアを出し合い
どういう豆を作るのかを話し合ってくれました

まず豆を作る為の材料決め
「段ボールとかどうかな」
「固すぎるんじゃない?」
「わたは当たっても痛くないよ」
「でも遠くに飛ばないやん!」
「紙とかは?」「布は!?」
「ちぎって、口に入れて食べちゃうかも!」
と、しばらくの間議論が行われていましたが

他のクラスが紙を使って豆を作っていたこともあり
「豆色の紙を使って作ろう!」という考えにまとまりました

体育館から、豆色の紙を見つけ
お部屋で制作開始!!

てっきり、ちぎって丸めるのかと思っていたのですが……
なんと、丸の形に紙を切って貼り合わせていく姿が!!
「それで、できるの!?」と心配しながら見守っていましたが
子ども達なりに工夫をしながら、少しずつ形をつくっていました
「らっきょうみたいな形になっちゃった」と言いながらも
がんばって豆を作れた子ども達!
他にも、丸い紙に、細長い紙を貼り合わせて
上手く形を作っている子も……!
予想していなかった作り方に、驚きつつも
子どもの発想力に関心してしまいました

ちなみに作り方が複雑だったこともあり
30分かけて出来た豆は1人1個(笑)
けれど、その一個の豆で頑張って鬼を退治するそうです!
明日の節分が楽しみです!!

ちなみに……
鬼に立候補してくれた子達は、体育館で打ち合わせがありました!
どういう風に登場する!?鬼の大将を決めよう!!などなど
色々と盛り上がって話し合っていましたので
また、別の機会でご紹介したいと思います!!

20200201 あきこ

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