〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

遊びの中から(ひまわり)

子どもたちの大好きなプール遊びも明日で終わり。
プール遊びがはじまった頃は、顔に水がかかるだけで泣いて「もうしない!」と言っていたお友達も、今では顔に水がかかっても泣かずに遊べるようになってきました!
お友達の真似をして水に顔をつけようと挑戦してみたり「潜る練習したよ!」と水に潜る練習をしたりと、お友達の影響を受けながら楽しく遊ぶ姿も見られます。


今日は、手作りおもちゃで遊ぶ様子をお伝えしようと思います。
「赤チーム」の子どもたちの室内遊びの様子です。

遊びのアンケートに回答していただいたり、廃材を持ってきていただいたりとご協力ありがとうございました。
子どもたちが、何に興味があるのか?どんな遊びが好きなのか?と普段の子どもたちの遊びの様子を見ながらおもちゃを制作してみました。

「入れる遊び」

フェルトボールを色を塗ったラップの芯の中に入れて落とす遊びです!
ボールが落ちてくる様子が面白いみたいで、ボールを入れては拾い、入れては拾い・・・を繰り返して遊んでいます。
途中でボールが詰まり、出てこなくなると棒で押したり、ラップの芯を叩いたりと、ボールが出てくるように試行錯誤しながら遊ぶ姿も見られます。

モールや細いストローをネットの穴に通して落とす遊びです。「入れる遊び」の難易度をが上がったバージョンです!
この遊び、なかなか難しく集中力が必要です!
子どもたちも黙々と遊びに集中しています!!
モールは、力の入れ具合で曲がってしまうことも・・・
自分でまっすぐに戻して、また穴に通す。この動きだけで指先を使う機会も増え、小さいものを指を使って掴む動きもスムーズになりそうです。

この時期に手先を使う遊びを多く取り入れることで、これからの「箸をもつ」「鉛筆を握る」ことにつながっていきます!

「なりきりあそび」
最近は、お店屋さんになったり、お母さんになってお人形のお世話をしたりと遊びが広がってきています。

先日、お人形をお風呂に入れる真似をして遊んでいたお友達がいたので、お風呂屋シャワーを作ってみました。

髪の毛や身体を洗う真似をしたり、お人形をお風呂に入れたりして遊ぶ姿が見られるようになってきました!

「いらっしゃいませー」と店員さんになりきり、ピザやアイスを作ってお客さんに渡す「お店屋さんごっこ」を楽しんでいます!

お店屋さんに「ドリンクバー」が登場!
あさみ先生の手作りです✨
好きなジュースを選び、ボタンを押して、そのジュースの色の画用紙をジュースに見立ててコップの中に入れるとジュースの完成です!

ジュースを選ぶことも楽しみの一つですよね🎵
「自分で選び、自分で決める」ことも大切にしたいことの一つです。


お店屋さんごっこでは、店員さんとお客さんに分かれて「どのジュースにしますか?」と注文を聞き、「メロンジュースください!」「リンゴジュースがいいです!」とお客さんの注文を受け取り、ジュースを作って渡す・・・という流れがスムーズにできるようになってきています!!

ドライブに出発!!
これもあさみ先生の手作り!

ハンドルを動かし、気分は運転手さん。
景色を見ながらドライブを楽しんでいますよ。

子どもたちは、椅子を並べて「バスごっこ」を楽しんでいます!
「バスに乗って」の曲に合わせて身体を動かしたり、歌を歌ったり・・・♪
曲が終わると運転手交代!のルールを決め、少しずつ「順番」を守りながら遊びを楽しめるようになってきました。

こういう一つ一つの遊びの中に自分たちで「ルール」や「決まり」を作り、友達同士で教えあったり、ルールや決まりを守りながら遊ぶことで、気持ちの切り替えが出来るようになってきているように感じます。

情緒面でも、「順番を守る」「自分で気持ちを切り替える」「これで遊びたい!」という「主体性」が育ってきているようです!!

遊びやおもちゃを増やすことで以前に比べて「遊びこめる」ようになってきました。
また、最近では担当の保育者に慣れてきて、「いや!」「これしたくない!」「僕、私はこう思っている!」などと自分の気持ちを素直に表現してくれるようになった子どもたちです。
子どもたちの心に寄り添いながら過ごしていきたいと思います。

20220830 なつき

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