〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

小さな成長🌱(さくら)

早くも2月も半分を過ぎました。
今年に入ってからは1日1日がとても早く感じています。
子ども達と充実した毎日を送れている証かもしれませんね^^✨

さて、今日は3月18日に卒園するゆり組さんに贈るプレゼント決めをしました。
鉛筆立てや花束、写真立てなどあくまでも子ども達の参考になればと写真を用意しました。

「これすごいきれい」「あ!シーグラスだ」と、興味津々の子ども達!
さて、ここからが重要なところ。
それぞれ作りたいものが分かれていますが、
プレゼントするものが異なると、トラブルにつながってしまうこともあるため、
『作るものはどれか一つに絞らないといけないけど、飾り付けはみんながしたいものにしてもいいよ』
と伝え、どれを作るかを話し合って決めることにしました。

子ども達の作りたいものが分かれたため、それぞれで「どうしてこれを作りたいのか」
「ゆり組さんにこれをプレゼントしたい理由は?」など、
他を選んだお友達に自分の気持ちを伝えられるよう意見をまとめ、
再度みんなで集まり選んだ理由を伝え合いました。
自分とは違うものを選んでいたお友達の理由を聞きながら、「あ〜🤔」と頷きながら
共感している姿も見られました☺︎
もちろん、お友達が発表した後は拍手も忘れずに…👏🏻

どれを作るのかみんなの思いを汲み取った上で多数決をとることに!
『多数決』の決まり事を子ども達に伝え、数の少ないものから減らし、
最終的にはフォトフレームを作ることに決まりました!
しかし…フォトフレームに決まったことを伝えると、
「えんぴつ立てが作りたかった」と泣いてしまうお友達がいました😢
それを見たお友達が「えんぴつ立てでいいよ」と声をかけていましたが、
他のお友達が納得いかず…どうしようかとしばらくみんなで考えました。

最初は、どうしてもえんぴつ立てが作りたいから泣いていると思っていたのですが、
そのお友達はフォトフレームの作り方が難しいと思っていたようで、
作り方を伝えると「フォトフレームがいい!」と先ほどの涙が一気になくなりました(笑)
大人のちょっとした声かけ一つで、子どもの中にある「できるかな…😞」という
不安な気持ちを安心に変えることができるんだな〜と
子どもの気持ちに寄り添った声かけを大切にしていこうと改めて感じました。
また、泣いているお友達に優しく声をかけてあげていたお友達を見て、とてもほっこりしました☺️

今回だけでなく今までのサークルタイムを通して、
・人それぞれ思っていることは違うこと
・自分の気持ちを言葉にして伝えることの難しさ
・物事を決めるときの決まり事を守る
など、道徳性や規範意識の芽生え、言葉による伝え合いが自然と
子ども達に身についてきているな〜と感じました。
今日のサークルタイムで泣いてしまう子もいましたが、黙り込んでしまうのではなく
自分の感情を素直に表現してくれたことに、とても嬉しく思いました。

ゆり組さんに進級するまで残すところ約1ヶ月と少し。
これからの子ども達の成長と、どんなゆり組さんになるのかな〜と、とても楽しみです✨

20230220 ゆうか

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