おはなし作り(ゆり)
園庭にある花が咲き始め、どことなく日差しも春らしくなってきました。
過ごしやすい気候になってきた事もあり、毎日元気いっぱいのゆり組さんです
そんな子ども達なのですが、最近はお気に入りの歌があり
遊んでいると、どこからか「どっきどきドン!一年生~♪」と楽しそうな歌声が聞こえてきます
明るくて楽しい曲ではあるのですが
「どきどきするけど、どーんと行け~!!」というフレーズを聞くたびに
子ども達が小学校へ向けての不安や心配を
歌にのせて乗り越えようとしているような……そんな気がして
涙ぐんでしまう私です(笑)
さて、そんな卒園や入学が近づいて来ている今日この頃ですが
子ども達に「卒園記念品」についてお話をしました。
毎年、絵やおもちゃなど子ども達があしきた・まちのこども園に残していく作品を作っているのですが
今年は何にしようかな~とずっと悩んでいました
子ども達からは「絵を描きたい」「ブロックで何か作る?」「それだと、いつか壊されるじゃん~」
「去年のゆりさんみたいに、積み木作ろうよ!」と面白いアイデアが出てきたのですが
ある女の子がぽつりと「絵本とか皆で作ったら面白そう」と言ってくれました
子ども達が考えるお話を一冊の本に出来たら、素敵だな~と思うと共に
2年前のゆり組さん達も同じようにお話作りをしていた事を思い出しました
そこで、前のゆり組さんが考えたお話を子ども達に読み聞かせると
「面白い!!」「これ考えたの!?」と喜んだり、驚いたり……。
「僕たち、私たちも作りたい」ということで、今ゆり組ではちょっとした
お話作りがブームになっています!
皆で作っているお話も、とてもユニークで面白いものになっているのですが
個人で作っている子達のお話も、とっても可愛くて
「子ども達の想像力って凄いなぁ~」と実感するものばかりです!
また、なかなかお話の流れや言葉が思いつかない子も
「絵なら描けるから」と挿絵を描いてくれたり
それぞれが、自分の出来るやり方で表現してくれている事が嬉しいです!
まだまだ最初の部分しか出来ていませんが
これから、どんな物語になっていくのか楽しみにされてください!!
20230222 あきこ