〜芦北保育園は幼保連携型認定こども園へ〜
熊本県葦北郡芦北町芦北で運営しているあしきた・まちのこども園は、生後3か月~就学前までをお預かりできる保育施設です。

幼保連携型認定こども園あしきた・まちのこども園

園庭にて (風森 き)

「せんせーい! たきびごっこしよう!!」

と外遊び中に誘われました☺️

たきびごっこって何するのかなぁと手を引かれるままについていくと・・

 

” たきび ”  がありました!!

赤い落ち葉を火に見立てて集め、そこに緑色や黄色の落ち葉や砂、枝などなど

園庭にあるものを使って作られた素敵なたきびに思わず

「すごーい!!焼き芋焼きたいね」と口にしていました🤭笑

 

その焼き芋というワードから思いついたのか

「やっきいっも、やっきいっも、おっなっかがグー・・♪」

と歌い出した子どもたち。一緒になって歌ってじゃんけんを楽しみました✨

 

「焼き芋も美味しそう!」「とうもろこしも焼いたら美味しいよね」

そんな話が盛り上がっているところへ

 

「僕は魚を持ってきたよ」とA君が赤い落ち葉を半分に

折り曲げて持ってきました。

 

「ここを開いて・・」

と言って人差し指を包丁に見立てているのでしょうね、スーッと落ち葉の上を滑らせた後に

半分に折っていた部分を広げて・・

この時、魚のお腹を切り開いていく様子がはっきりと想像できました!

 

 

 

 

 

真ん中から包丁で切る真似をした後に、うまく半分に割いて

そのあとはまた、人差し指の包丁でスパスパスパッと小さく切っていました。

小さく切った魚は見事にお刺身に変身したようです!!

きっとお家で魚を捌く様子を見たことがあったのでしょうね😊

 

落ち葉の器に盛り付けて完成👏

 

それを見ていた周りの子どもたちも「何か探してくるー!!」と園庭へ走り出して行きました。

それぞれが好きなものを拾い集め

「なんかバーベキューみたいだよね!」

 

” たきび ” から ” バーベキュー ” へと変化していきました。

大きな落ち葉は火を大きくするためのうちわにもなり、食べ物を入れる器にもなり、

さらには・・

お掃除するための箒にも変身していました!何にでも変身させることのできる

子どもたちの発想力の豊かさに脱帽です。

 

2本の小枝をお箸に見立てて上手に食べる真似をしていた子もいましたよ〜♪

 

特別な物を準備しなくても、その場にある物を使って遊びに発展させていく

創造力や発想力がメキメキと鍛えられていっているのが分かります。

子どもたちが何を見て、何を考えて、どんな行動をしているのか・・

一つひとつにアンテナを張り巡らせ、より遊びを発展させていけるよう

保育者の頭の中は常にフル回転です。

ストライダーコースの近くにある「びわ」の木では、お友達が木の間に竹をはさんで
「見て!シーソーみたい!」と竹を動かしていました!

「シーソーみたいにお友達と乗ってみたら?」と提案してみると「いいね!」とお友達を呼んで、手作りシーソーで遊び始めていました。

2人の息を合わせて・・・
「ギッタン、ギッタンってするんだよ!」とお友達と教えあいながらシーソーを楽しんでいた子どもたち。
最近は公園でもシーソーは見かけなくなり、シーソーでの遊び方も友達に教えあいながら遊びを楽しんでいました😊
竹と木があれば立派なシーソーの完成!!子どもたちが作った手作りの遊具に「こんな遊びが出来るんだ!」と私たちも毎日発見、学びの連続です!!

20251110 なつき・はづき

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