あの子が欲しい!(さくら)
朝は急に冷え込むようになりましたね
園庭の欅の木の葉も少しずつ落ちはじめています
先日の夕方、その落ち葉を集めた子ども達が
自分の耳元に持っていき音を聞いていました
「どんな音が聞こえる?」と尋ねると
「ポテトチップスを割る音がする!」
「そうじきでね、さっさっ!ってする音がする」「掃除機じゃなくて箒じゃない?」
「カサカサって言ってる」「パリパリだよ~」
と口々に自分が聞こえた音を教えてくれました
他にも、お月さまを見上げて
「さっきはあっちにあったのに、もうこっちのほうに来てる」
「光ってなかったのに、今は光ってるよ」などなど
毎日過ごしている場所でも、新しい発見がいっぱいあるようです
涼しくなり、お外遊びが楽しくなるこの季節
沢山の”秋”を感じながら遊んでいければと思います!
さてさて、最近のさくら組さんなのですが
わらべ歌ブームが来ているようです
「せんべせんべ やけた」や「ずいずいずっころばし」など
お部屋で歌いながら遊んでいる姿が良く見られています
時々喧嘩が起こり、かわいく集まっていた輪が散り散りになってしまう時もあるのですが……
しばらくすると、また集まってニコニコと楽しそうに歌っています
他にも人気なのが
「なべなべ、底抜け そこがぬけたら かえりましょ」という歌に合わせて
手を繋いだまま、背中あわせになったり、戻ったりする遊びです
初めは2人から始め、3人・4人とお友達を増やしながら
上手にひっくり返ったり、元に戻ったり
本当に面白そうに遊んでいる子ども達です
沢山あるわらべ歌遊びなのですが、一番人気はお外でする「はないちもんめ」
初めはさくら組さんだけで遊んでいたのですが
いつの間にか、ゆり組さんも加わり
「あの子が欲しい!」「あの子じゃわからん!」と
元気のいい歌声が、園庭に響いています
私たちが子どもの時にしてきた、色々な遊びを
今の子ども達が、楽しんでいる姿を見ると
嬉しくもあり、なんだか懐かしくもあります
皆で仲良く手を繋ぎながら
これからも、わらべ歌遊びを楽しんでいけたらと思いました
20211015 あきこ